今年の閉めとして、現在の惣菜業界の問題点は商品単体に意識が行き過ぎていて基本を忘れていると感じております。
それは、惣菜の運営として売上・利益・ロス率の改善は必須ではありますが、この基本の元となる物は売場の尺効率を考え、カテゴリー別のチャートと尺数が現状の数値とリンクしているかを分析し売場に反映させているかが大切です。
毎月検証し尺当たり売上が損益分岐点に達していて、各カテゴリー尺数バランスが平均的である事が数値バランスの基本で無ければ利益が取れる訳はありません。
各企業の皆様とお話をすると必ず利益が難しいと言われます。
商品の問題と同時に、拡販すべき商品が1等地での展開になっていて、さらにピーク時間に合わせたタイムマーチャンダイジングでの製造・販売が対応出来ているかをもう一度見直しが必要です。