最近はコロナ感染の影響も収まりつつあり、県外への移動も出来る様になり、各企業様の経営者の方々とお会いする機会が増えて来ました。
相談内容として、現在の経営状況に対する案件が殆どであり、内容も赤字改善の相談です。
数社の社長達の共通の考え方として、昔ながらの食品加工品の値入率50%の確保をする中で、原材料の高騰にどう対処するべきかで悩んでおられます。
私の答えとして、値入率優先の考え方を罰本的に見直し、値入率を40~45%に引き下げ売上・粗利額の最優先への方向に変換すべきとお答えしております。
皆さんは値入率が高ければ利益に繋がると勘違いされておられ、売上が上がらなければ利益にはなりません。
食品加工事業者の皆様の損益分岐点は33%です(ロス・歩留まり含む)基本を知り方向転換が必要な時代になっています。