11月も中盤に入り年末商材と年明け商品の再度確認が増えています。
今年は鶏肉・豚肉・牛肉と原料の相場高と不足が一気に増えており、計画通りの数量が入荷出来るかが微妙な状況にあります。
為替は若干円高傾向になり、1ドル138円で数日落ち着いていますが、各メーカーの原料の入荷は既に仕入れがあっている為、来年以降の価格に反映されます。
加工食品数社へ今年の加工食品の製造状況をヒアリングしたところ、どの企業も同様な回答であり植物油脂系の価格高騰の影響が大幅にあり、値上げはしているが回収は困難との事です。
昨年と比較し粗利率が1.5%~2%減益になっているとの事です。
私がアドバイスをしている解決策として、揚げる時間を削減するために蒸し工程作業を導入する事で揚げる加熱時間が短くなり、植物油脂の使用を減少させ経費率の引下げになります。
現在の製造商品の製造原価の引き下げ方法については、作業工程の見直しでコントロールすべきと考えています。