値上げラッシュが止まらない状況にあり食品業界の皆様はご苦労されています。
最近大手SMの方々と会談する機会があり現在の問題点について話をお聞きした所、原料価格高騰の影響が大きく値上げの検討を去れているようですが、競合他社の値上げが無い為値上げタイミングを計っているとの事でした。
当然値上げをした商品もある様ですが、売上構成比の高いカテゴリーについては値上げ幅を抑えた価格での販売の為、粗利率が1.5%下落したままの状況との事です。
特に、油の価格高騰の影響を価格に打ち出しにくくマイナス要因の元凶との事です。
12月はクリスマス・年末と揚物の売上構成比が高く影響の幅が大きくなります。
私が最近推奨している打開策として、揚物バイキングの復活です。
売上構成比が一番高く年間売上NO,1商品です。値入率としては当然下がりますが、売上構成比が高い為相乗積(マージンミックス)としては粗利率の引き上げ対策に繋がります。
苦戦する時は必ず原点回帰で基本に戻る事です。