食品業界では以前より好調に推移している食材は畜肉です。
単価も高く生産性の高い食材です。
良い点では生産性が良いのですが、リスクとしては歩留まりの処理になります。
端材の利用商品としては加工品になります。
一般的には焼肉加工品やミンチカツになりますが、その他の商品としては以前よりコロッケ等があります。
コロナ禍以降は市場からコロッケはマイナストレンド商品になっており、一般的には単価の低い商品として認識されています。
輸入畜肉原料は、為替相場の影響で高騰しており高価格原料になってしまいます。
相談案件として国産原料(黒毛和牛端材)を使用した商品について話があり、価値ある商品を作る事です。
コロッケは一般的には肉比率次第で価格が変わりますが、通常の1.5倍に肉比率を引き上げ商品価値を上げ単価を上げる事を勧めました。
現在試作中ですが魅力あるコロッケ開発に繋がれば良いと思います。
円安が続く間は価値ある商品開発が企業を発展させる機会と思います。
食品業界にとってはピンチをチャンスに変える時期かと思います。