10月から展示会や年末に向けての商品開発が多く進んでいます。
今年の年末商品の開発トレンドは、海鮮原料の高騰が続いており、畜肉がメイン原料になっています。
特に要望が多い商品は豚肉商品が多い様です。
国産原料への相談が多いのですが、輸入原料が同価格になっており、国産へのシフトが拝見出来ますが、商社の動きとしては通常より取引のある企業優先で全般的な原料不足には対応しないとの事です。
年末のみ等のスポット商品は原料の確保が出来ません。
今年のおせち・オードブル商品につきましても原料高騰の煽りを受けさらなる値上げになり、ユーザーの獲得は難しい様です。
来年も価格高騰の波は続きそうです。
今後の対策としては、従来の商品への考え方を大きく見直し、方向性の切り替えでの生き残りの時代になります。
最近はラーメン業界・焼肉業界・パン業界等原料高騰の影響が高く企業倒産が増えています。
戦略・仕入れ・相場等企業の考え方次第では従来の考え方では残れない厳しい時代になっています。
一歩が遅い企業は間違いなく生き残りがきびしい状況です。
米も現在の市況は変わらないとの事です。