11月に入り毎月ではありますが食品の値上げが続いています。
市況では米不足は解消されたとの見方はありますが、政府の備蓄米不足は続いていて市場に出回る量は限定的であり米の高騰は続くとの事です。
原因は台風は例年より限定的ではありましたが、高温による米の育ち方が弱く小粒になっており、基準に至っていないようです。
従いまして米の高騰が続くとの事です。
対策としてアメリカ産のカリフォルニアローズ米の輸入を増やす様ですが、一般向けには出回らないとの事です。
その他に日本全体の課題として、農家の世代交代が上手く行かず、継承問題での今後の米不足も日本国としての大きな問題にもなっています。
この様な時代に入り、食品事業者の考え方も見直さなければなりません。
米を主とした食の考え方から、小麦を原材料とした食品(麺含む)とのコラボレーションの商品設計にシフトして行く必要があります。
今後は食品事業者にとって大きな転換点になります。
1個人で判断できる時代ではなくなっており、日本政府の舵取りを見据える必要があります。