11月も中旬に入り年末食材の商談がさらに増えています。
今年も例にもれず値上げが増えており、特に食品事業者の倒産も増えております。
全ての食材の価格高騰とアメリカ大統領選の影響で円安傾向にあり、値上げの底が見えない状況です。
この様な状況の場合は今まで国産原料にシフトする傾向でしたが、例年に無い気温の上昇の影響で農産物の不作で米・野菜・魚の不漁と気温の影響で畜肉の成長が例年より遅い等の影響も見逃せません。
私の所に相談を頂ける食品事業者の方々とは対策として、原料比率を引下げ加工品の使用量と比率の見直しにて乗り切る事をお勧めしています。
年末商材など既に商談も終わっていて、値上げの申し入れは出来ない状況と思います。
一部企業さんでは倒産企業の機械の買取をされ、投資をされている企業さんもあります。
自社での全ての食材の調理・開発をされている企業さんはこの様な企業さんに委託製造を依頼され、人件費の削減などで製造商品の製造価格の引き下げ等をされる必要があります。
見直せる所はまだまだあります。
従来のルーティーンワークからの見直しにて年越しをされる事をお勧めします。