現在の商品業界では、米の価格相場の問題が続いており、価格の引き下げが課題になっています。
政府の備蓄米放出での価格の引き下げが期待されていますが、下がる傾向は見えていません。
業界では、アメリカのカリフォルニアローズの使用を視野に入れ検討が進んでおりますが、以前より既に外食・中食企業では使用している状況です。
勿論、国産に拘らず価格のみを意識している企業に偏りますが、ここにきてさらに広がりを見せると思います。
この米は見た目は国産米と同様の中流種であり違和感はない米です。
肝心の食味は国産米と比較し水分含有率は低い米になります。
100%での使用は無いと思いますが、ブレンドで使用しているケースが殆どです。
価格はかなり安いので、50%でのブレンドで調整する事が違和感なく使用できると思います。
その他の原料コストも上昇しており、このまま値上げが継続すると、お弁当の価格が1P1000円の時代が来るかもしれません。
アメリカ次第ではありますが、輸入原料に関しては為替相場が円高基調に徐々になりつつあり、3か月後には130円台までになると値下がりがあるかと思います。