梅雨に入り食品業界では年間売上が厳しい季節になりました。
気温・湿度と高い状況が続く為、食中毒が多発する季節です。
毎日のように米の備蓄米の話題で情報が流れていて、原料価格高騰の主役になっています。
9月からの新米の収穫状況次第ではありますが、既に各業者が新米の買い付けをしている為、秋以降も値下がりをするか見通しが立っていない状況の様です。
焼肉・ラーメン・弁当事業者の倒産が増え、輸入原料に直結している為替相場も143円前後で止まり、若干の値下がりはありますが、アメリカの情勢次第でさらに130円台まで円高にならないと厳しい状況です。
メニューについても、夏物商品への切り替えをしている事業者が多い中、昨年程気温が高くないので中間メニューのニーズが未だ高い様です。
今年の利益改善の為の商品の方向性については、小麦原料をメインとした麺・パスタ等を主にした商品が良いと思います。
また、人時生産性の改善にも役に立ちます。
例えばそうめんの計時変化に強い品種を選択するとより良い結果に繋がります。